今回の研修は薬剤師のための災害医療スキルアップセミナーというテーマで3名の講師をお招きしてご講演いただきました。
渡邉 暁洋先生(兵庫医科大学 危機管理医学講座 薬剤師、日本災害医療薬剤師会 会長)より災害医療の現状について、大川 貴生様(伊東市健康推進課 課長)より伊東市の災害医療体制について、横山 和久先生(伊東市民病院 救急科 科長)より災害医療の現場における薬剤師の必要性についてご講演いただきました。
災害は地震や大雨など原因となる自然現象はあるものの、地形やその地域の社会環境などが様々であることから実際の災害規模を想定しにくいという現状があります。
この研修では、伊東市の災害体制を確認するとともに、災害時には少ない医療資源で多数の患者に向き合うことなどについて実際に災害時の医療現場に赴いた先生からの体験を伺うことができました。
研修を通じて災害に備えているつもりでも、具体的にどう行動どうするか明確になっていないことへの気づきがあり、日頃から災害時に自分がどう行動するかを考えておくことが大切であることを再確認しました。
Comments